ホワイトニングで、白く輝く歯を手に入れる【2009年 第 9 回】

【 2009年 第 9 回 】ホワイトニングで、白く輝く歯を手に入れる 歯を大切にする

福島 久美子(フクシマ クミコ)⇒プロフィール

ホワイトニングについて

ホワイトニングとは、漂白効果のある薬剤を使って歯を白くする方法を言います。これに対し歯のクリーニングというのは、歯の表面の汚れを取るものです。お肌のケアで言うと、「美白」と「クレンジング」、というような違いになるでしょうか。

ホワイトニングするメリットとしては、歯がキレイになる、白い歯の反射によって白目もキレイに見える、顔色が明るく見えるなどの外観上の効果に加え、自信が持てる、思い切り笑えるといった精神面でのプラス効果も期待できることです。

デメリットとしては保険がきかないことや、効果が永続的でないので定期的な施術が必要なこと、人工の歯などホワイトニングできない歯があることなどです。

ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、家で行うホームホワイトニングがあります。
効果がすぐに実感できる即効性ではオフィスホワイトニング、白さを長持ちさせるならホームホワイトニングが良いと一般に言われていて、この2つを組み合わせる方法もあります。

とにかく真っ白にするのが良い、と思われていたのは昔のことで、最近は不自然に白くするのではなく、その人に合った透明感ある自然な白さにするのが主流のようです。

さて、ここではオフィスホワイトニング体験をご紹介します。ホームホワイトニングは既に経験していますが、オフィスは初めてなので、期待を膨らませつつ臨みました。

オフィスホワイトニング体験

1.診療台に座り、全体の流れや注意事項の説明があり、同意書にサインをします。
2.そして今の歯の状態と色をチェック。どの程度白くなるかを、色のサンプルを見ながら衛生士さんと確認します。
3. 歯の表面を磨いてきれいにします。
4. 唇が乾燥しないようリップクリームを厚めに塗った後、唇と歯ぐきに薬剤がつかないようにするためにマウスピースを装着します。このマウスピース、顔の半分くらいを占める大きなもので、唇をいっぱいに広げてはめる形になっています。

過酸化水素という成分の入ったホワイトニングの薬剤は、それ自体に安全性の問題はないらしいのですが、高濃度のものだと唇や歯ぐきに触れると科学的に火傷したような状態になるとのこと。薬剤が流れ込まないよう、歯と歯ぐきの境目には青色のジェル状の樹脂を塗りコーティングしておきます。

5. いよいよホワイトニングの薬剤を歯に塗っていきます。透明のジェル状のもので、沁みや痛みは特にありませんでした。少しスーッとする感じです。
6. 黄色いゴーグルを装着します。これは薬剤のホワイトニング効果を促進させるためにあてる特殊な青いライトから目を守るためです。
7. 青いライトをあて、10分間放置します。途中マウスピースがずれたり、痛みがあった時の呼び出し用にとカード型のコールボタンを渡され、院内を流れるBGMなど聴きながらしばし目を閉じリラックスです。
8. 塗った薬剤を一旦落とし、同じものを塗って再び10分間おきます。
9. ホワイトニング終了。薬剤と青色のコート剤を落とし、マウスピースとゴーグルを外し、口をすすぎます。
10.歯に栄養を与えるため、カルシウム入りのトリートメント剤を歯の表面に塗り、さらに10分間。トリートメント剤はストロベリー、ミント、ヨーグルト、バニラなどから好きなものが選べました。
11.うがいをしてトリートメント剤を流し、全てのステップが終了です。
この後24時間、コーヒーやカレーなど、着色しやすい食べ物をなるべく摂らないよう気をつければOKです。

ホワイトニング効果は?

さて効果のほどですが、白さは1~2段階ほどアップし、そして何より表面がツヤツヤになったのが目に見えてわかりました。

白さ自体は、何日もかけて行うホームホワイトニングをしたときのほうが劇的な白さを実感したように思いますが、今回わずか30分で得られた効果としては十分満足のいくものでした。
料金は6,300円でしたが、施術メニューや時間によって歯科医院ごとに数千円~数万円とかなり差があるようです。

その後、毎日の歯磨きにも自然と気合が入り、歯を白くするという歯磨き粉でいっそう丁寧に歯磨きするようになりました。これもホワイトニングの波及効果、と言えそうです。

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