【2006年 第3回 】GWの最大のイベントといえば・・
平川 すみ子(ヒラカワ スミコ)⇒ プロフィール
GWのイベントといえば福岡の「博多どんたく」
GWにある有名なイベントといえば、福岡の「博多どんたく」です!
全国の主要行楽地の人出ランキングでも、例年トップにあげられるので、名前だけでもご存知の方も多いでしょう。
正式名称は「博多どんたく港まつり」ですが、福岡市民の祭りとして、参加どんたく隊が約580団体、出場者約31,000人、見物客は約200万人という、春のGW期間中では、日本で最大規模の祭りといわれています。
オランダ語のZONDAG(ゾンターク)=休日が、どんたくの語源であるとされていますが、まさに休みに浮かれて楽しく踊ろうよといったお祭り。
毎年5月3日・4日の2日間、老若男女が思い思いに仮装して、シャモジを叩きながら町を練り歩いたり、舞台で踊りを披露したりと、町中がどんたく一色で湧き返ります。
ちなみに、どんたくでは両手にシャモジを持って叩きながら踊るのが特徴なのですが、なぜ「シャモジ」なのでしょう?
その昔、ある商家の前をどんたくのお囃子が通りかかった時、その音色に誘われて、夕食を支度中のオカミさんが浮かれだし、手に持っていたシャモジを叩きながらお囃子に加わったことが起源とされています。
どの家庭にもあるシャモジを持って踊る。まさに、庶民的な祭りの象徴といえそうですね。シャモジを叩く時のカッカッといった音色も博多どんたくならではかもしれません。
関連行事盛りだくさん!
今年は第45回を迎える博多どんたく港まつり。
5月2日国際センターでの前夜祭から始まって、3日はベイサイドプレイス博多埠頭の港本舞台で式典開催。
3日・4日の両日は博多松ばやしの市内巡回をはじめ、どんたく広場(広場といっても道路です。明治通りの呉服町→天神間約1,270mが舞台なのです。)でのパレード、市内31ヶ所に設けられる演舞台でのどんたく隊の演技披露、他関連行事盛りだくさん!
港まつりというだけあって、体験航海やクルーズも催されます。(事前申込、予約が必要)
祭り期間中は、「花自動車」が運行されるのも、博多どんたくならではでしょう。
童話やテレビアニメ、話題のテーマの題材がデザインされ、電球や花で装飾された大型トラック6台が市内幹線道路を走って祭りに彩りを加えます。
締めくくりは「どんたくパラダイス ファイナルナイト」(4日20時より)。
港本舞台で港まつりのフィナーレを飾るイベントが行われ、サルサダンスやライブ演出によるショーで盛り上がり、祭りの幕がとじられます。
福岡市街全体が祭り広場で、ファミリーで、カップルで、グループで、そして一人ででも2日間めいっぱい楽しめる博多どんたくですが、心配されるのはお天気。
例年GW後半は全国的に天気が崩れがちですが、今年はどうでしょう?
でも、雨に濡れながら踊るのもまたオツなのかもしれませんね。
天気が悪いから外にでないなんて、もったいない! 雨に負けず陽気に過ごしましょう!
おでかけの際は「博多どんたく港まつりオフィシャルサイト」で会場やスケジュールをお確かめのうえ、心ゆくまで福岡の祭りを楽しんで下さいね!!
この記事へのコメントはありません。