【2006年 第2回】 結婚式・披露宴総費用は平均255万円。「お金をかけるところ」と「かけないところ」にメリハリをつけて、無駄遣いを防ぎましょう。 結婚
榎本 尚子(エノモト ナオコ)⇒ プロフィール
結婚式・披露宴で、気になるのは「お金が幾らかかる?」ということ。
広島・岡山・香川で発行されているブライダル誌「きゃべつ畑。ウエディング」によると、
○挙式と披露宴を合わせた総費用・・・・平均255万円
○挙式の費用・・・・平均18万円
○一人あたりの料理の値段・・・・平均1.3万円(列席者平均65.6人)
○新婦の衣装代総費用・・・・平均37万円(平均2.5着着用)
○新郎の衣装代総費用・・・・平均14万円(平均1.7着着用)
(データ出典:きゃべつ畑。ウェディング ブライダル白書2004)
総額の中には、衣装や料理以外にも引き出物・会場装花やペーパーアイテム、(上記データは結納金・結納の際の費用は除く)なども含まれます。
(上記データは、岡山・広島での統計であり、中国地区のその他の県・四国地区では若干異なります。四国地区のほうが費用は高めになります)
両家の意見を聞いた上で決定
結婚式・披露宴は、結婚する当人に限らず、双方の両親などの希望も加わります。
列席者の数、衣装の数、料理のレベル、会場…。前回もお話ししたとおり、トラブルのないように、方向性についてよく話し合いをしながら進めていくべきでしょう。
料理は希望するランクのコースを試食をした上で、追加するもの、別のメニューと差し替えるものを決めていきましょう。
親戚など内輪の列席者や年配の列席者が多い場合は、両親も一緒に試食するほうが無難です。
料理は、例えば60人のゲストで1人あたり2,000円ランクアップすると、2,000円×60人=12万円支払いが増えることになります。
その場で判断せずに、両家の意見を聞いた上で決定していきましょう。
衣装については、新婦・新郎・両親(母親)の好みはそれぞれ大きく違いますので、新婦の方はまわりの意見に振り回されないように注意しましょう。
衣装が一着増えるだけでも、ドレスで15万円以上、和装ならそれ以上追加(メイクは洋装のみより洋装+和装のほうが高くなります)になりますので、慎重に選びたいものです。
その後にある新生活を意識しよう
その後にある新生活を圧迫しないよう(できちゃった結婚の人は特に)、計画していきましょう。
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