【2006年 第4回】自分磨き~幅を広げて奥を深める 新社会人
平野 直子 (ヒラノ ナオコ)
就職してまもなく、職場の環境に慣れたかなという頃に、先輩から「今度の日曜日、テニス同好会の練習があるんだけど、一緒に来ない?」と誘われたことがありました。
学校を卒業して社会人になったら、いわゆるサークルのようなものも同時に卒業かと思っていたので、正直びっくりした記憶があります。
同好会やサークルは貴重な場
会社の中にある「同好会」……みなさんの職場にもある、という方がいらっしゃると思います。
テニス、サッカー、ラグビーといったスポーツ系、華道、茶道、合唱、囲碁といった文化系……同好会に参加することで、違う部署の人と知り合えたり、先輩や同期の仕事中とは違った表情を知ることが出来て、「趣味や習い事」の枠を越えた貴重な場だと思います。
私が誘われたテニス同好会は、練習するコートが自宅から非常に遠かったためやむなく断念し、自宅近くのテニスサークルに入会しました。
職場以外の人と親交を深めることも出来て、毎週とても楽しみに通っていましたが、会社の同好会にも参加したかったので、職場の食堂で夜に開催される華道教室に入りました。
職場の人と仕事以外の話しをしたり、大好きな花に夢中になれて、仕事の疲れを癒してくれました。
何を習っているの?
先に私の場合をお話させていただきましたが、一般的な女性はどうでしょうか。会社の同好会に限らず、いわゆる習い事や資格・教養を身につける場所は数え切れないほどありますね。サンケイリビング新聞社の調査で興味のある資料がありましたので、ご紹介したいと思います。
英会話などの語学系は人気があるだろうと予想はしていましたが、ダンスやスポーツジム以上に料理やお花、お茶など昔ながらの「お稽古」が健闘しているというのは意外でした。
習っている理由は?
また、習っている理由について「やっていて楽しい・好きだから」の次に「常識として」という理由が多かったことも驚きました。
最近、マナー教室が流行っているそうですが、「社会人として・女性として」身につけているとさらにステキになれると思います。
「自分自身に広がりや深みが出てくる
趣味をかねて楽しみながら教養を身につける「習い事」系、知識を深めて昇進や転職・独立をめざす「キャリアアップ」系、ネイルアーティストやアロマテラピー、リフレクソロジーなどの「キレイ」「癒し」系など。
女性にとって、自分磨きをするアイテムはどれにしようか悩むくらいたくさんあります。
どれをやろうか迷っている、という方もぜひいろいろチャレンジしてみてください。
やりたいことが広がって自分自身に広がりや深みが出てくるだけでなく、そこで出会った友達がかけがえのない宝物になることと思います。
参考資料:サンケイリビング新聞社「OLマーケットレポート」
シティリビングホームページ「Citywave」メール会員に対するWEBアンケート
集計数;2597人 回答者プロフィール;平均年齢30.4歳
【2006年03月31日00時00分】
この記事へのコメントはありません。