【感想 その8 問7(問題23~26) 賃貸経営:借家(借地借家法)】2018年第1回 CFP試験(不動産)
佐藤 益弘(サトウ ヨシヒロ)⇒ プロフィール
今回は、問7(問題23~26)についての感想になります。
このコラムは、株式会社優益FPオフィスのFacebookページで掲載されたコメントを転記しています。
2018年第2回 不動産運用設計のCFP試験対策講座の講師を担当する 優益FPオフィスの佐藤益弘(よしひろ)です。
今回は、問7(問題23~26)についての感想になります。
この問題群は、「賃貸経営:借家(借地借家法)」をテーマにした問題でした。
ある意味、不動産運用設計という分野は、自分の保有している遊休資産(不動産)を賃貸借などして有効活用する=節税などをしながら、現金収入を得て儲ける=賃貸経営をするというのが主なテーマです。
ですから、不動産の貸し借りのルールである「借地借家法」とその周辺知識は絶対に外せない必須の知識になります。
なので、CFP試験では必ず出題されるテーマです。
試験対策的には知識問題が中心で、AFPレベルか少し発展させた問題になります。
今回の試験では、問題23は「借家契約の終了・更新」、問題24は「借家契約」、問題25は「連帯保証」、問題26は「売買と賃貸の対抗」について出題されました。
繰り返しになりますが、何度も出題されている実務的にも大切な知識を問うています。
特に、問題26の「連帯保証」についてはAFP試験対策講座では時間の関係でスルーされる内容だとは思いますが、借入などをする際、必要になる知識です。
また、昨年(2017年5月)の民法改正(債権)では個人保証の部分が改正され、2020年4月以降施行されます。
「連帯保証」だけでなく「抵当権」も含めた「担保」の領域は実務上も変更点があると思いますので、抑えておきましょう。
どの問題もAFP試験対策時点でしっかりとした理解ができていたり、過去問演習をしっかりしていれば、解答は容易だったと思います。
FP関連講座のご案内にて、講座をご紹介しています。
よろしければ、是非!
以上、次回に続く!
※このコラムは、2018年9月1日を基準に執筆されています。
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