【感想 その11 問10(問題35~38) 不動産の売却に伴う税制】2018年第1回 CFP試験(不動産)
佐藤 益弘(サトウ ヨシヒロ)⇒ プロフィール
今回は、問10(問題35~38)についての感想になります。
このコラムは、株式会社優益FPオフィスのFacebookページで掲載されたコメントを転記しています。
2018年第2回 不動産運用設計のCFP試験対策講座の講師を担当する 優益FPオフィスの佐藤益弘(よしひろ)です。
今回は、問10(問題35~38)についての感想になります。
この問題群は、「不動産の売却に伴う税制」をテーマにした問題でした。
近年の高齢化による住まいの住み替えや実家の空き家問題に伴う不動産の処分などで、FP実務で不動産の売却案件に携わることも増えています。
昨日の「住宅購入&保有に伴う税制」同様、税制に関する問題同様、実務上は個別具体的なご相談はできないのですが、あくまで一般論の領域で、お客さまからのご質問が理解できるだけの知識や情報は備えておくべきです。
ですから、CFP試験では必ず出題されるテーマです。
試験対策的には、計算問題などを問われることがありますが、基本的には、税金の特徴や特例に関する要件など細かな点を問われます。
問題35と38は「3000万円特別控除と軽減税率」、問題36は「(概算)取得費」、問題37は「相続税の取得費加算」について確認する問題です。
問題38以外はどの問題もAFP試験対策でしっかりとした理解ができたり、過去問演習をしっかりしたりしていれば、解答は容易だったと感じます。
私自身、全ての知識~要件などを認識しているわけではないのですが、重要なポイントがアヤフヤだと解答を導けず、失点してしまう可能性があります。
頻出問題を落とすのは痛いので、効率的に理解を深めていきましょう。
FP関連講座のご案内にて、講座をご紹介しています。
よろしければ、是非!
以上、次回に続く!
※このコラムは、2018年9月1日を基準に執筆されています。
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