【2011年 第1回】 家計管理をはじめよう!~DINKS世帯の家計~ 家計DINKS
佐藤 涼子(サトウ リョウコ)
あけましておめでとうございます。2011年がスタートしました。
新しい年を迎えて、「今年こそは、家計管理を始めよう!」と決意された方も多いのではないでしょうか?
今年は、DINKS世帯の家計について、コラムを執筆していきます。 よろしくお願いいたします。
不況と言われる昨今、節約を意識される方がとても多いです。しかし、意外にも家計管理をしっかりとされていない方も多く見受けられます。
DINKS世帯にとって、家計管理はメリットがいっぱい。まずはポイントからお話していきます。
DINKS世帯の家計管理のポイントとは?
DINKS世帯は、ついついお金を使ってしまいがち。私自身もDINKSですので、既に経験済みです。
DINKS世帯はそれぞれが仕事を持っているため、自由になるお金が比較的多くあります。そのため、お財布を別々にしがちです。夫婦のお財布が別になって いると、全ての収支を把握することができません。そのため、急なライフプランの変更が起こった場合に対応できなくなってしまったり、老後の資金計画等に狂 いが生じてしまいます。
そこで、まずはお財布を1つにすることから始めてみましょう。
① 貯蓄はいくらあるのか
② その他の資産(有価証券、保険、不動産)はどのようなものがあるのか
③ ローンなどの負債はどのようなものがあるのか
④ 毎月の支出入はどのくらいなのか
⑤ 目標貯蓄額はいくらか
これらの項目をまずは確認してみましょう。
ライフプランをたててみよう
貯めたお金は何にいつ使うのか、予め考えておくのがポイントです。
DINKS世帯は、子どもの誕生などによってライフプランの変更が起こりがちです。
変更が起こった場合は、都度見直していくことになりますが、まずはどのような生活を送りたいのか、将来はどうしたいのか、ご夫婦でしっかりと話し合われることが大切です。
例えば、住宅購入や車の買換え、旅行などが挙げられます。もっと長期的に考えることができるのであれば、老後はどうしたいかなども話し合われるとよいでしょう。
今までお互いが抽象的にしか思い描いていなかったことも、具体的になってきます。
2人で紙に記入したり、パソコンで表形式にしたりしてまとめてみましょう。
どのように管理する?
パソコンで管理する方法は、銀行口座の管理や、冠婚葬祭の支出なども管理でき、分析も行えるため、とても便利であると言えます。
家計簿を無料でダウンロードできるサイトもありますので、試してみるのも良いと思います。
また、パソコンは苦手という方は、手書きの家計簿をお薦めします。
自分だけのオリジナルの家計簿を作ってみてもおもしろいと思います。
まずは完ぺきに行おうと思わずに、無理のない範囲から始められると長続きします。
将来の「夢」を叶えるため、お金のことで頭を悩ませず笑って楽しく過ごすために、まずは家計管理を始めてみましょう。
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