【2005年 第1回】お勧め商品 ~太閤はんも大好きだった眩いモノ~ ボーナス
土井 紀彦(ドイ トシヒコ)
皆さんはホンマもんの「金」は見たことありますか?
「金」って言ってもお金(紙幣)ではありまへん。
太閤はんが作ったあの絢爛豪華な茶室に使われていた『ゴールド(きん)』ですわ。
金先物取引
金(きん)ゆうたら「ちょっと危ないんと違う?」というイメージを持ってはるかもしれまへんが、そっちは「金先物取引」の方で、金価格の変動を利用した取引で、テコの原理を使って少ない元手で大きな取引ができるのでたくさん儲ける事ができる反面、その分損する時も大きくなってしまうというハイリスク・ハイリターンの代表選手やわね。
一方、金の延べ棒や金貨を買うのは「現物取引」ゆうて、金そのものを買う仕組みやから例えば1kgの金の延べ棒を買う場合は、さっきのレートだと170万円の現金が必要に。
金投資の特徴
金投資の特長としてまず1つ目は金を買っても利息は全くつかへんけど、色んな金融商品に分ける「分散投資」の一つとして考えられることやね。
例えば、アメリカ株が下がると同時に日本株も下がったり、国債も世界中で同時に安くなったり高くなったりと結局「分散投資」にならへんケースが増えてるけど、一般的に金はアメリカドルや株・債券とも反対の動きをする特長があるわな。
資産の1割くらいを金で持つようなポートフォリオも考えられるから「金は資産の保険」とも言われてますわ。
2つ目はインフレーションに対応する金融商品やということやね。
物価が上昇すればお金の価値は下がってしまうけど、「金」はそのものに価値がある実物資産やから仮に戦争などが起こってとんでもないインフレーションが起こったとしても同じような動きをするといわれてますわ。
3つ目は「見てるだけで幸せ」な気分になれることやろな。
太閤はんもあの眩さに心を奪われてしまった程やから、皆さんも程々にしてや。
ボーナスで地金型金貨
いきなり1kgの金の延べ棒というのは難しいから、まずはボーナスで地金型金貨を1枚購入してホンマの眩さを実感し、それからしっかり金投資の勉強をしてみるゆうのはどうですか?
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