【2005年 第1回 】忘年会の予算 忘年会の古今東西 忘年会
猪股 豊⇒プロフィール
忘年会の起源は、鎌倉時代
忘年会の起源は、鎌倉時代の「年忘れ」が由来と言われている。
江戸時代には、庶民の間では、現在に近い形の忘年会が行われていました。
慣例化したのは明治時代に入ってからで、官僚や学生を中心に忘年会がにぎやかに開かれていました。
「忘年会」が文献に始めて出てくるのは、夏目漱石の「我輩は猫である」で、明治後期には庶民の楽しみとして広がっていた様である。
外国でもパーティ続き
外国でも年末には、クリスマスパーティーも含め、year-end partyに連日開催されますが、パーティーシーズンは年始の新年会(New Year’s party)の時期まで続きます。
年末年始に宴会続きになるのは日本だけではないようです。
南半球の国々では、鍋ではなく浜辺でのバーベキュー・パーティというのもお国柄でしょうか?
しかし、少し違うのはyear-end partyであり、年忘れの意味がない事でしょうか。
外国の方には、年忘れの意味があまり理解出来ないようです。
忘年会に関する意識調査
忘年会に関する意識調査では(KIRIN)
「あなたは今年、忘年会に行きたいですか?」
「ぜひ行きたい」(46%)、「できれば行きたい」(19%)に「誘われれば行くと思う」(27%)を合わせると、約9割以上が「忘年会は行きたい」と回答しています。
日本人の忘年会好きの現れでしょうか。
「忘年会のイメージは?」(複数回答)
「職場の人とコミュニケーションが取れるいい機会」が全体では42%と最も高く、男性では49%に達する一方、女性に限ってみると、
「おいしいものが食べられるチャンス」(39%)という回答が1位となっています。幹事の皆さん女性の心をケットするためには「おいしいもの」がキーワードですよ!!
「今年の忘年会には、だれと行きますか?」(複数回答)
「職場のメンバー」「会社の上司」「会社の部下」「仕事関係の取引先」を合わせた「仕事関係計」が、男性で80%、女性で46%である。
一方、「友人」「家族・親戚」を合わせた「プライベート」は、女性で75%にのぼり、year-end partyは恋の予感かも。
「あなたは今年、何回忘年会に行きますか?」
平均2回。男性が2.2回、女性は1.7回です、平均1.7回しか参加しない女性をゲットするには早めの予約が肝心です。
「忘年会の希望予算はいくらですか?」
平均は4,052円となっています。忘年会が重なると5,000円が上限と言うのが本音かも知れませんね。
「忘年会のあと、2次会には行きたいと思いますか?」
「是非行きたい」「機会があれば行きたい」「誘われれば行くと思う」を合わせた参加意向ありの比率は63%。20代では65%と高く、必要あていむである。
幹事さん2次会も力入れよう!!
「忘年会では、どんな店に行きたいですか?」(複数回答) 全体では「和風居酒屋」(68%)、「鍋料理専門店」(38%)、「和食店」(34%)が人気。
女性に限ってみると、「洋風居酒屋」(40%)やカラオケ(16%)やホームパーティ(15%)も人気あり。
幹事さんの腕の見せ所、早い目の対応が、必勝の秘訣です。さあ、今から、企画・・・予約・・・予約です。
【2005年12月14日】
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