【感想 その4 問3(問題9~12) 不動産評価(取引事例法・建物評価)】2018年第1回 CFP試験(不動産)
佐藤 益弘(サトウ ヨシヒロ)⇒ プロフィール
今回は、問3(問題9~12)についての感想になります。
このコラムは、株式会社優益FPオフィスのFacebookページで掲載されたコメントを転記しています。
2018年第2回 不動産運用設計のCFP試験対策講座の講師を担当する 優益FPオフィスの佐藤益弘(よしひろ)です。
今回は、問3(問題9~12)についての感想になります。
この問題群は、定番の「不動産評価(取引事例法・建物評価)」がテーマでした。
宅建業者さんが価格査定を行う際、また、日本でも長らく「取引事例比較法」を活用しているので、この知識・技能を持てないと、FP実務≒コンサルティングビジネスができないということになりかねません。
ですから、CFP試験では必ず出題されるテーマです。
実際、試験対策的には計算問題が入ってきますし、知識問題はAFPレベルを少し深掘りした問題が多いです。
一連の定番問題に共通して言えることですが、「取引事例比較法」もAFP試験対策では用語の理解程度の理解でも合格できてしまうので、CFP試験やFP実務で苦労することになります。
問題9は「(土地)比準価格」問題10は「建物価格」を求める計算問題でした。
また、問題11は「鑑定評価手法」、問題12は「収益法」の仕組みを確認する問題です。
計算問題は設問の算定式に当てはめれば答えは導き出せますが、事前に本質的な理解ができていれば、大幅な時間短縮が可能です。
また、知識問題についても本質的な理解ができていれば解答は容易ですが、AFP試験対策では公的価格(一物四価)が主に出題されるので、今回、1から学ばれた方も多かったのではないでしょうか?
特に、問題10の建物評価の基本を問う問題です。合格後の実務でも活用できる知識なので、しっかり理解して自分のモノにしてしまいましょう。
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よろしければ、是非!
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以上、次回に続く!
※このコラムは、2018年9月1日を基準に執筆されています。
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