【感想 その6 問5(問題17~19) 不動産登記=調査】2018年第1回 CFP試験(不動産)
佐藤 益弘(サトウ ヨシヒロ)⇒ プロフィール
今回は、問5(問題17~19)についての感想になります。
このコラムは、株式会社優益FPオフィスのFacebookページで掲載されたコメントを転記しています。
2018年第2回 不動産運用設計のCFP試験対策講座の講師を担当する 優益FPオフィスの佐藤益弘(よしひろ)です。
今回は、問5(問題17~19)についての感想になります。
この問題群は、定番の「不動産登記=調査」がテーマでした。
不動産調査は、定量調査と定性調査に分けられます。
定量調査は登記や地図など書面から情報整理をすること、その情報に基づき行われる定性調査は、現地調査など実際に足を運んで確認する作業です。
通常、宅建業者さんにお任せする部分ですが、最低限の知識・技能は知っておく必要があります。
ですから、CFP試験では必ず出題されるテーマです。
試験対策的には知識問題が中心で、AFPレベルか少し発展させた問題になります。
問題17は「登記など調査」、問題18は「抵当権」、問題19は「競売」について確認する問題でした。
問題17は定番化している問題ですから、落とすと合格には痛い問題です。
問題18、19もAFP試験対策講座などでは時間の関係からスルーされるケースが多いと思います。
ただ、実務上では知っておいて欲しい領域の問題なので、何度か類似問題が出題されています。
例えば、問題18の「抵当権」については、借入などをする際、必要になる知識です。
昨年(2017年5月)の民法改正(債権)では個人保証の部分が改正されたので、「抵当権」だけでなく、後日お伝えする「連帯保証」も含めた「担保」の領域は是非、抑えておきたい知識ですね。
ぜひ、過去問から周辺知識への理解も深めて下さい。
FP関連講座のご案内にて、講座をご紹介しています。
よろしければ、是非!
以上、次回に続く!
※このコラムは、2018年9月1日を基準に執筆されています。
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