【感想 その9 問8(問題27~30) 建築基準法・都市計画法という法令の規制)】2018年第1回 CFP試験(不動産)
佐藤 益弘(サトウ ヨシヒロ)⇒ プロフィール
今回は、問8(問題27~30)についての感想になります。
このコラムは、株式会社優益FPオフィスのFacebookページで掲載されたコメントを転記しています。
2018年第2回 不動産運用設計のCFP試験対策講座の講師を担当する 優益FPオフィスの佐藤益弘(よしひろ)です。
今回は、問8(問題27~30)についての感想になります。
この問題群は、「建築基準法・都市計画法という法令の規制)」をテーマにした問題でした。
手持ちの不動産を有効活用するにしても、法令上、一定の制約を受けます。その一定の制約が、今回のような領域の問題です。
例えば、不動産の有効活用のケースだけでなく、自宅を建てたり、リフォームしたり、建て替えたりする場合でも、それらの法令上の制限のルールを知らないとFPとして実務に支障が生じる可能性があります。
もちろん、実務上は宅建業者などにお任せするケースになるでしょうが、プランの段階で誤った解釈をしてしまうと、結果としてお客さまに迷惑や損害を与えることになりかねないので、CFP試験では必ず出題されるテーマです。
試験対策的には定番化している領域の問題で、建ぺい率や容積率については計算問題、それ以外は、知識問題が中心で、AFPレベルか少し発展させたレベルの問題になります。
問題27は「容積率(延べ面積)の計算」、問題28は「容積率の特例」、問題29は「建築協定」、問題30は「開発許可」について確認する問題です。
問題27は定番化、それ以外の問題も何度か出題されている問題で、実務上は知っておいて欲しい知識です。
問題28~30まではAFP試験対策講座ではほとんど触れられない部分だと思います。この手の話しは折を見てお伝えはしていますが、FPにとってビジネスチャンスを失ってしまう話になります。
先日ご紹介した「AFP復習講座」や「理解度アップ講座」は、現時点で開講するか?わかりませんが、もし、開講する機会があれば、この手のお話をしますので、受講頂ければ・・・と思います。
FP関連講座のご案内にて、講座をご紹介しています。
よろしければ、是非!
以上、次回に続く!
※このコラムは、2018年9月1日を基準に執筆されています。
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