【感想 問題35 豪ドル外貨定期預金の円ベースでの利益額の計算】2018年第1回 CFP試験(金融)
樗木 裕伸(オオテキ ヒロノブ)
今日は、前回(2018年第1回)の問題35の感想です。
このコラムは、株式会社優益FPオフィスのFacebookページで掲載されたコメントを転記しています。
2018年第2回 金融資産運用設計のCFP試験対策講座の講師を担当する 樗木裕伸(おおてきひろのぶ)です。
今日から3連休、社会人の試験勉強の稼ぎ時ですね。
家庭サービスの間を縫ってがんばりましょう。
今日は、前回(2018年第1回)の問題35の感想です。
問題35は、豪ドル外貨定期預金の円ベースでの利益額の計算問題が出題されました。
外貨定期預金の円ベースでの受取額の計算は、2級でも出題されます。
CFP試験では、2級で無視されていた為替差益の取扱いも含めた計算が求められるところが異なります。
ポイントは、「外貨ベースでの利息に源泉分離課税で所得税が課税される」こと、「為替差益は、雑所得(総合課税)される」ことです。
ただ気を付けなくてはならないのは、「為替差損益」として認識されるのは、預入元本部分のみということです。
これらの基本的知識を押さえて、手際よく計算することが求められます。
なお、計算にあたっては、基本的なことですが、「仲値」と為替手数料を加味した「購入レート」「売却レート」を間違えないように気をつけましょう。
為替差損益の扱いが増えているものの、丁寧に解けば、正答できる問題です。試験では、確実に取りたい問題と言えるでしょう。
FP関連講座のご案内にて、講座をご紹介しています。
よろしければ、是非!
以上、次回に続く!
※このコラムは、2018年9月1日を基準に執筆されています。
2018© 株式会社優益FPオフィス
この記事へのコメントはありません。