【感想 問題37 ブラジルレアル建て債券の税引後利益額を計算させる問題】2018年第1回 CFP試験(金融)
樗木 裕伸(オオテキ ヒロノブ)
今日は、前回(2018年第1回)の問題37の感想です。
このコラムは、株式会社優益FPオフィスのFacebookページで掲載されたコメントを転記しています。
2018年第2回 金融資産運用設計のCFP試験対策講座の講師を担当する 樗木裕伸(おおてきひろのぶ)です。
本日、FPフェア2日目でした。
自分の担当のセッションに、試験対策講座の受講生の方も2名お越しいただきました。
励まされながらなんとか無事に話すことができました。
感謝・感謝です。
さて、今日は、前回(2018年第1回)の問題37の感想です。
問題37は、ブラジルレアル建て債券の税引後利益額を計算させる問題でした。
本問のポイントは、償還時における「為替差損」とその年の「利子」とを損益通算し、還付される税金を加算することでした。
計算にあたっては、損益通算の対象となる償還年の利払日が、4月25日の1回のみであることに気を付ける必要がありました。
また、利子および償還金が米ドルで支払われるのため、レアル⇒米ドル⇒円と交換するための為替レートの計算も理解する必要がありました。
丁寧に計算すれば、正答可能と思われますが、問題設定の文章が長く、商品をイメージするのに時間がかかりますし、ひっかかりやすいポイントもありますので、取扱いの難しい問題だったかもしれません。
毎回、このあたりに出てくる商品は、複雑なものが多いので、残り時間を見ながら、手を付けるか、後回しにするか、はっきりと方針を決めて臨みたい問題です。
FP関連講座のご案内にて、講座をご紹介しています。
よろしければ、是非!
以上、次回に続く!
※このコラムは、2018年9月1日を基準に執筆されています。
2018© 株式会社優益FPオフィス
この記事へのコメントはありません。