【2006年 第1回】[結婚]福岡のイイ女の歴史
森 恵子(モリ ケイコ)⇒ プロフィール
歌手でプロデューサーのつんくさんが結婚というニュース、ご覧になった方も多いことでしょう。
お相手は福岡の方で、ローカル番組のグルメレポーターとしても活躍されていたキレイな女性です。
つんくファンの方々は「なんでわざわざ福岡?!」と不思議に思われたかもしれませんね。
でも…、実は私は「福岡には独身のイイ女が多い」と前々から密かに感じていました。
これは、ひょっとして独身男性が少ないからなのかな~と漠然と思っていたのですが、最近、それを裏付けるデータを発見しました。
福岡県の年代別人口増減
平成12年と17年の福岡県の年代別の人口の増減を比較して、増加していれば他県からの転入超、減少していれば転出超と考えた場合、15~24歳は転入超、25歳~34歳は転出超となっています。
これを男女別に見てみると、15歳~24歳の転入超の男・女の内訳は2:8、ところが25歳~34歳の転出超では8:2。(データ出所:福岡県人口年齢別男女別動態調査、福岡銀行地域経済調査)
つまり、男性は大学卒業後、もしくは就職後、転勤や転職により県外に転出している、ということが言えそうなのです。
やっぱり~!
福岡女性はイイ女
福岡市には、古くからの商人の町「博多」と城下町「福岡」という二つの顔があります(福岡市が誕生した翌年の1890年に、議会で市名を「博多市」に変更する建議が出され、議長裁定の1票差で否決されたことは有名)。
博多の商家の奥さんのことを「ごりょんさん」と呼ぶのですが、博多の男達が山笠というお祭りにのぼせている間、淡々と家庭と商売を守る有能な女性達です。
また、福岡藩に目を転じると、幕末、勤皇の志士を庇護し、高杉晋作の「面白きこともなき世を面白く」という上の句に、「すみなすものは心なりけり」という下の句を続けたことで有名な野村望東尼がいます。
福岡にはこういうイイ女のお手本がいるのですね。
結婚式のトリビア
最後に、トリビアをひとつ。
福岡の結婚式の二次会で、バンド出身の人がいたら、必ずシーナアンドロケッツの「I LOVE YOU」が歌われま~す。
へえ~
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