【2006年 第2回】[結婚]結婚するための費用アレコレ+α
安藤 朋子 (アンドウ トモコ)⇒ プロフィール
皆さん1度ぐらいは引越しのご経験があることと思います。
一応自分なりに予算立てて節約しながら試みるわけですが結果的に予算オーバーしてしまうこと、ありますよね。
結婚式もそれと同じこと。「一生に一度だから」「おめでたいから」を合言葉にあれもこれもプランに盛り込むとかなりの費用がかさみます。
しかもいろいろなプランや費用を見ていると金銭感覚が麻痺してきて、全てが終わって精算するときにびっくりなんてことも。
ご祝儀
披露宴など人を招待する場合多くの参列者はご祝儀を持参します。
ご祝儀の相場は、友人知人で一人3万円~5万円。親戚になると10万円ぐらいが相場でしょう。
理想を言えば披露宴などの費用は、集まったご祝儀ですべて賄えると持ち出し費用がなくてベストですね。
最近の結婚事情
ただ最近の結婚事情は昔とは大きく様変わりしています。
少し前の「ジミ婚」とも異なり「私だけのオリジナルウェディング」が主流のようです。
ですからご自身がどんな結婚をしたいのかにより費用も大きく異なります。
場所によっては「○○万円内で納めたい」と依頼すればその金額内で可能なプランニングもしてくれます。
ウェディングプランナーは心強い味方です。
努力で費用を抑える
中には様々な努力をされている方もおり、例えばウェディングドレス。
通常はレンタルを利用しそれに伴う小物(ブーケ、靴、コルセット、アクセサリーなどなど)も含めたら数十万円の費用がかかります。ブランドの衣装であれば更に費用はかさみます。
それを、格安ウェディングドレスを購入して自分でカスタマイズしたり、オークションで競り落としたり・・・といった方法で安くしかも自分で納得のできるものを用意されているようです。
それからウェディングケーキも式場などで用意をすると5~10万円以上はかかります。それを手作りウェディングケーキにする方法もありです。ウェディングケーキの作り方教室もあるようです。
また、挙式の日取りをあえて多くの人が避ける仏滅に取り行えば、かなりの費用が抑えられます。しかも空いているというメリットもありです。
見えなかった面が見えてくる?
しかし費用がいくらかかるのかということも重要ですが、それ以上に重要なこと~それは結婚式などの段取りをする過程で相手のこれまで見えなかった面が見えることです。
結婚前のお互いの最終審査とも言うべきものがこの期間だと思います。
自分達のことなのに全く無関心なひと。いいか悪いのかわかりませんが「キミの好きにしていいよ」と言うひとなど様々です。
両家や当人同士の考え方や価値観の相違などもこの間に伺える事でしょう。
しかも金銭が絡むことですから、その後の結婚生活が少し垣間見えます。
しかし多くは「恋は盲目」でこの時期何も見えていないのが本当のところでしょう。
幸せな結婚生活を継続するためには多くの必要要素と相性が必要です。
そしてそれらは十人十色で、他人に判断してもらうものではなく自分で判断するものなのです。
結婚が決まってから挙式までの期間をどう過ごしどう考えるか、実はこの時期こそが何よりも大切なのです。
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