【2005年 第1回】[仕事]〈新卒者〉就職活動~自分探しからはじめませんか?~
宮崎 洋子 (ミヤザキ ヨウコ)⇒ プロフィール
2006年春の新卒者を対象に各地で就職支援セミナーが開催されています。
インターネットサイトでは、大学生が選んだ就職先人気企業ランキングというものがあります。
それを見ますと、文系男子学生では、依然として金融機関・商事会社・損害保険会社がトップを占めています。
しかし、理系男子学生では某電器産業会社が初の人気ナンバーワンになったということが書かれています。
北陸エリアの採用マーケット
一連の改革が新製品のヒットに繋がっている勢いを採用マーケットにも持ち込むことが出来たといえそうだ、というコメントですが、地元北陸エリアではどうでしょうか?
前出の某電器産業会社の地元である福井県でもやはりこの電器産業会社関連サービス会社が上位に位置付けています。
しかし、製造業の低迷の中、携帯電話等の通信機器販売業や、家庭教師、住宅リフォーム業なども目に付きます。
テレフォン・コミュニケーターという新しい形態のものも進出してきています。
新卒者の平均月給与
新卒者の平均の月給与を見てみますと、正社員の場合大学卒で19万円、高校卒で15万円程度となっています。
契約社員の場合は時給800円から1,000円が一般的のようです。
若者自立塾創出推進事業
また、教育訓練も受けず就労することもできないでいる若年者の増加が深刻な問題となっている中、厚生労働省では、「若者自立塾創出推進事業」というものを実施しているようです。
これは、「合宿による集団生活の中で生活訓練、労働体験等を通じて、社会人、職業人として必要な基本的能力の獲得、勤労観の醸成を図るとともに、働くことについての自信と意欲を付与することにより、就職、職業訓練等へと導く」(*厚生労働省HPより)との目的をもって設立されたもののようです。
若者の離職が目立つ昨今、何が自分にあっているのか、自分は何がしたいのかということを見極める為に「自分探し」からはじめる事も大事かもしれませんね。
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