【2006年 第4回】一度は通ってみたいオシャレなスクール色々 ~新社会人~
西谷 由美子(ニシタニ ユミコ)⇒ プロフィール
さて、今回は「新社会人の学び」がテーマだと。
やっと学校卒業して社会人となって、何を今更・・・などというご感想をお持ちの方もいらっしゃるかも。
しかし、趣味のため、転職のため、色々とアフター5に頑張っていらっしゃる方も結構見受けられます。
CM風に言うと「あなたのその姿は輝いて」いますよ。
書店で探してみました
参考までに書店で探してみました、「今では趣味が仕事です~」ってハミングしながら福岡版・学校紹介本を。
グラビアページをパラパラしていくうちに、ミイラ取りがミイラになってしまいそうで・・・正直怖かった。
リフレクソロジーでしょ、フ-ドコーディネイトでしょ、ネールアートでしょ。
昔は想像もつかなかったものが、趣味なり将来の職業として学ぶものになってます。
う~ん、広がる知的好奇心。
授業内容と形態の変化
昔から仕事の後に通う学校の定番は、簿記じゃないかと思うんですが、他にも各種「士」業のためのコースには、司法書士や社会保険労務士等が。
IT系も操作から創作まで各種コース揃っています。
それに英語以外の語学もアジアに欧州と、色々あるんですね。
今では好きな時間をチョイスできるのもウリで、最近は授業が集合形式から「オンデマンド」方式へと切り替わりつつあります。ブロードバンドの普及はこんなところにも変化をもたらしているんですね。
通信講座・通学講座
通信教育は対抗できるのか?
ちなみに、この本で紹介されている4月以降の各種資格・検定試験は全部で135もありました。
以上、雑誌で見たんですが、ウチあたりは町内会の回覧板でギター教室、英会話にパン教室の紹介などと、公民館での教室もありますし、大学は「エクステンションセンター」を設置して学生以外に地域の人へのクラスをオープンしている所も。
新聞系、デパート系のカルチャーセンターも老舗ですね。
契約内容は確認を
どこで何を学ぶにしても、その経験はきっと皆さんの人生において大いに意味のあることでしょうが、気をつけてほしいことも。
学校に入学手続きをするということは、ある意味、「契約を交わす」と言う事に。
消費者契約法等の制定の裏には、学びたいという気持ちを逆手に取る悪質な業者も存在していたという事です。
入学金、授業料、実習にかかる実費、、、金額を確認するのは当然ですが、コース終了前にやめる場合の学費の返還、教室を欠席した場合の補講や返金、ちゃんと確認しておきましょう。
実は文書で貰っているのに、読んでなくて勘違い、不親切だと怒る・・・なんて早とちりも時々あります。
教育訓練給付金
就職されて間もない方はご存じないかもしれませんが、学習する内容によっては「教育訓練給付金」制度の対象となります。
入会金や受講料の合計金額の20%、40%(上限10万円、20万円)までが雇用保険に加入している人に給付されます。
ただし、最低3年以上の在職が条件で40%支給されるには5年以上の在職期間が必要なので、新卒者の方は当分先の事ですが。
とにかく、何事も事前のリサーチが重要だということはお分かりですよね。
それでは早速、春からの新しいスタートを。
いくつからでも学び始めるのに遅すぎることはない!(シャキ、シャキ、資料請求の葉書を切る音って、あんたも行くんかい?)
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