資産運用の組み合わせは?【2011年 第37回】

【2011年 第37回】資産運用の組み合わせは? ~相談コラム~

佐藤 名ゝ美(サトウ ナナミ)⇒ プロフィール

 

 

相談者・家族構成

    • 相談者 りんごさん 
    • 家族構成 りんごさん (37)専業主婦・夫(34)会社員

相談内容

 結婚2年目です。マイホーム、子どもともに当面は予定していませんが、予定変更や老後の生活に備、生命保険のファンドなどを利用して少しずつ貯蓄はしています。 株や外貨預金にも興味がありますが、どの商品にしようか迷ってしまいます。リスクの低の、高いものをどのように組み合わせて資産運用すればいか、アドバイスをください。

 

 

 

 

 

 

 

回答

「今まではリスクの少ない預貯金を選んできました」とおっしゃるりんごさん。資金が減ってしまうか もしれない価格変動リスク」をリスクと呼んでいらっしゃるのですね。
商品のリスクは、他にも、預金先や有価証券発行体が破たんして資金が戻ってこないかもしれない「信用リスク」や、資金が必要な時に換金できないかもれない「流動性リスク」などもあります。 

ライフプランにおいては、資金が必要となる時期までに標額を確保できなこともリスクですし、長期間のうち価が上昇し、実質的な貨幣価値が目減りしてまう「イフレリスク」も考慮しなければなりません。こうしてみると、リスクのい金融商品は存在しないことが分かりますね。 

利息がほとんどつかないことやペイオフ制度、通帳やキャッシュカードの盗難・偽造による預金引き出 し被害の可能性まで考えると、金融資産のすべてを預貯金のみにまとめておくことはもはや絶対的に安全な行為とは言えないのかもしれません。

では、体的にのようにしたらよいのでしょうか。どんな金融商品にもメリット、デメリットがあり、それぞれ分散して持つことでリスクを抑えられる可能性が高まります。
もっとも手軽に投資が始られるのは『投資信託』ではなょうか。『投資信託』であれば、1万円程度から、複数の株式や債券などに資金を分散して投資することができますし、国内だけでなく海外にも投資する国際分散投資も可能す。 

リスク・リターンを理解する一番の方法は、なんとても実際に投資してみることです。少額ら始めて、徐々に種類や金額を増やしていかれません? そうやって投資タイミングを分けるのも有効なリスク分散の方法です

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