【 2009年 第 1 回 】ロウソクの灯りを見つめて~週末スローライフのススメ
中村 真佐子(ナカムラ マサコ)⇒プロフィール
年末に1年を振り返りあっという間にすぎてしまったと感じませんでしたか?
なぜそのように感じるのでしょう。1日があっという間にすぎていってしまう・・・
その積み重ねです。1日があっという間にすぎてしまうのは、「忙しい」からです。
平日は仕事、家事、学習、食事、睡眠等々を24時間でこなすのが精一杯です。
週末、お休みだからとレジャーにいそしんでは、疲れはいつ取るのでしょう。
週末のお休みの日は時間を気にせずゆっくりとした時間を作ってみてはいかがでしょう。
心と体がリフレッシュして月曜日からの「忙しい」毎日がさらによりよいものになるでしょう。
週末スローライフをはじめてみませんか?
人間の生活にかかせない「火」
第1回目は「ロウソクの灯りを見つめて」です。
昔から「火」は人間の生活にかかせないものでした。電気のない時代は明かりとして、暖をとる手段として、食するための手段として「火」は生活にかかせないものでした。
今は電気・ガスが普及して囲炉裏や暖炉がある家を除いては「火」を家で灯すことはほとんどありません。一般の家庭の夜は蛍光灯など照明、テレビ、パソコン等のあかりと音が入り混じっています。これを全部消してしまって、ロウソクを灯してみましょう。思いがけない静かな時間がながれます。
★ すてきなディナー ★
週末の夕食・・・ロウソクを灯して楽しみましょう。なぜかロウソクの炎を見つめてしまう。そうしながら食事に集中している。まわりはとても静か・・・・。家族の会話が盛り上がります。新たなコミュニケーションが生まれます。
<アドバイス>
夕食時はロウソクを多めに・・。お料理はビジュアル的にも楽しまなくてはなりません。暗すぎるとこれ何の料理?になってしまいます。
★ 露天風呂みたい?ロウソクでバスタイム ★
入浴も電気を消してロウソクのあかりだけにしてみましょう。
ロウソクを灯した浴室をみて我が家の子ども達の第一声は「露天風呂みたい!!」
一人でぬるめのお湯でゆっくりつかると、とてもリラックスします。
そして以外なことにいろんな考え事をしてしまいます。それが新しい発見やアイデアだったりするのです。
やわらかな暗さが考え事に集中できるようです。
一人のバスタイムとは違い、親子のロウソクバスタイムは会話がとても弾みます。いままで思っていたけど言えなかったことを話してしまったりします。「会話」に集中できるのでしょうね。
<アドバイス>
お風呂のロウソクは1本か2本で少なめの方がリラックスできます。
100万人のキャンドルナイト
我が家がロウソクを灯すようになったきっかけはNPOや生協などが主体になって夏至に行うイベント「100万人のキャンドルナイト」の参加でした。地球温暖化抑制のためにみんなで夏至の2時間、電気を消そうというものです。
目的は地球温暖化抑制ですが、我が家の場合ロウソクによる静かな時間がとても気に入っています。自分を癒すためにしていることがエコロジー生活になっているのです。
「忙しい」平日と「ゆっくり」と過ごす週末のインターバルは体にも心にもとてもいい影響をもたらすのではないでしょうか。
週末レジャーはまとまったお休みのときにまわし、普段の週末はお金をかけず「おうち」でスローライフを・・・・・・。
家計の面からもとても効率がよいですね。
次回は週末に楽しむお料理です。
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