【 2009年 第 11 回 】Let’s Enjoy “旅”『 賢く楽しく“旅”しましょう。』 楽々旅々
合田 菜実子(ゴウダ ナミコ)⇒プロフィール
“アジア”では、マレーシアやタイ、インドネシア、最近は中国の人気も高まっています。
それぞれ独自の魅力がありますね。
アジアの人気地域
- クアラルンプール(マレーシア)
英語が通じ日本食も不自由しない。ゴルフコースも充実。芸術鑑賞やショッピング、
おしゃれなレストランなどもありトレンディな都会ライフが魅力的。
- バンコク(タイ)
仏教文化・タイ料理・タイ語・ゴルフ・タイ式マッサージにスパなどが人気。
観光ではなく本当の水上マーケットで買い物出来れば面白いかも。
- バリ(インドネシア)
ゴルフやバリ舞踊・バティックやバリ絵画教室・インドネシア語・マリンスポーツ・寺院などの観光地も多数。
- 桂林(中国)
山水画と美しい自然が魅力の桂林。中国語・太極拳・中国料理や中国茶・水墨画・書道・トレッキングなども楽しめます。
のんびりリゾートを楽しむならバリ
のんびりリゾートを楽しむなら、私は“バリ”をお勧めします。
美しい海と過ごしやすい気候、“レゴンダンス”や“ケチャダンス”などのバリ舞踊を見たり、マリンスポーツやお手頃ゴルフを楽しんだり、ウブドで伝統工芸や美術館巡りでなど文化を堪能するのもいいですね。“ナシゴレン“(インドネシア風チャーハン)など、○○ゴレン(炒めるということ)”でお馴染みのインドネシア料理はアジアの中では比較的日本人の口に合うお味。
アジアの中でも物価の低さはトップクラスと、経済的にも過ごしやすい環境です。
定年退職後、ゆったりと人生を見つめなおすのもよいかもしれませんね。観光客も多いので、英語や日本語も通じるところが多く、セキュリティ面でも安心して過ごすことができます。6月~9月が乾季なのでお勧めです。
みなさんは、どこかの国に行って何かに触れてピピっと身体で感じたことがありますか?
私は、バリで“ガムラン”の演奏を聴いたときになぜか血が騒いだのを覚えています。
そういう国は、自分のルーツなどで何か縁があるところなのかもしれませんね。
滞在費は
大まかな滞在費です。
○住まい (2LDK一戸建て)・・・ 1カ月あたり3万円~
○ローカルフード・・・1食 200円位~
○タクシー初乗り ・・・ 60円~
○ゴルフ1ラウンド・・・7000円位~
うまくやりくりすれば、1カ月、10万円以内で過ごすことも可能です。
バリには、ヌサ・ドゥア、クタ、ジンバラン、ウブドなどの有数のリゾート地に、アマングループや、シェラトン、リッツカールトンなどの高級ホテルもあり、リゾート旅行ではリッチな滞在を楽しむことが出来ます。
“ロングステイ”の魅力の1つは、リゾート旅行とは違う“庶民の生活”を楽しむことでもあります。食事も、ホテル内のレストランと、外のお店を比べると10倍程度値段の差がありますし、民芸品や雑貨、芸術品も町中でうまく探せば安くてよいものが見つかります。
海外旅行訪問先ランキング1位の中国
少し話は変わりますが、日本政府観光局 の“2008年海外旅行訪問先ランキング” 調査によると、昨年までの“米国”を追い抜き、“中国”が1位になりました。餃子事件などの影響に関わらず中国人気は高まっています。
数年前、仕事で北京に行った時のことです。定番の“有名 北京ダック店”で夕食を取ったのですが、私は添乗員なのでお客様とは同席せず、ガイドさん運転手さんと一緒に従業員食堂で食事を頂きました。北京ダックって“皮”を頂くお料理だってご存知ですか?
横浜の中華街で食べてもやはり“パリパリ皮”が“ご馳走”になっています。
お客さまが“パリパリ皮”を堪能している裏側で、“ダックのお肉の身”を食べていた私。その美味しかったこと!運転手さんとガイドさんの会話では、「日本人は皮ばかり喜ぶけど、お肉の方が本当はずっと美味しんだよ。日本人は面白いね!」と談笑。本場の中国人の皆さんに囲まれての本音トークの異文化体験は、私にとって中国で1番楽しかった記憶となりました。
私は、観光地で見物するよりも、現地の人々と触れ合うのが大好きです。ロングステイには、たくさんの魅力がありますが、本音で話せる異国のお友達が出来ればもっともっと素晴らしいステイになることでしょう。
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