【2012年 第5回 】余暇の過ごし方~鹿児島県の観光地ベスト3~ ~地域:九州・沖縄
瀬尾 由美子(セオ ユミコ)⇒プロフィール
月日の過ぎるのは早いもので、すでに5月になってしまいました。5月と言えばゴールデンウィークですね。今年のゴールデンウィークは、人によっては9連休という方もいらしたかもしれませんが、皆さんはいかがでしたか?
私は中学校の同窓会が3年ぶりに行われたので、故郷の熊本県に帰りました。久しぶりに会った友達や懐かしい先生方とたっぷり話ができて、楽しいひと時を過ごすことができました。
さて、今回はゴールデンウィークつながりということで「余暇費やその傾向」などについて、各種データを基に確認していきましょう。
「ひと目でわかる生活設計情報」より
公益財団法人生命保険文化センターは、「ひと目でわかる生活設計情報」を2011年9月22日に更新しています。その中に、「より豊かな人生に向けた生活設計」の項目の中で、「余暇」についてのデータがありますので確認してみましょう。
①今後の生活で重視したいものは?
内閣府が平成22年に実施した「国民生活に関する世論調査」によると、今後の生活において特に力を入れたいと考える項目として、トップは「レジャー・余暇生活」となっているようです。
ホームページには年次推移表が掲載されているのですが、「レジャー・余暇生活」は常にトップですが、ここ数年は減少傾向となっています。逆に増えてきているのが「所得・収入」と「資産・貯蓄」の項目です。これは、景気悪化に伴い生活の安定を図ることを重視するようになってきているからでしょう。
②余暇はどのように過ごしている人が多い?
日本生産性本部「レジャー白書2011」によると、参加する人が多い余暇活動の上位1~3位は、「ドライブ」「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」「外食(日常的なものを除く)」の順になっているようです。
③余暇活動に使う金額はどれくらい?
前述の日本生産性本部「レジャー白書2011」によると、余暇活動に使った金額は年間平均費用・1回あたり費用ともに「海外旅行」の費用が他を圧倒しているようです。
上記の①、②、③のデータなどから、たまにはぜいたくをして海外旅行に出かけるけれど、普段は手軽なドライブや国内観光旅行などでお休みを楽しんでいる姿が見えてくるようです。
そこで、手軽に出かけられる鹿児島県の観光地について私の独断を基に紹介してみます。
鹿児島県の観光地ベスト3
①屋久島の縄文杉を見に行こう!
ユネスコの世界自然遺産にも登録されている屋久島。巨大な縄文杉も有名ですね。
社団法人屋久島観光協会には、詳しい情報が掲載されています。雨量が多いのですが、雨の粒が大きいのも特徴です。
5月は可憐に咲く「しゃくなげ」も見どころのようです。
②「指宿のたまて箱(通称いぶたま)」に乗って指宿へGO!
JR九州は、各地でその地方ならではの「ご当地列車を」走らせていますが、この「指宿のたまて箱(通称いぶたま)もその中の一つです。黒と白のツートンに彩られた車体は独特な風情が漂っていますが、列車の中はゆったりとくつろげる工夫がしてあります。
全席予約制なのですが、土曜日や日曜日および祝日などは予約がなかなか取れないほどの人気だそうです。
③記録的な爆発をしている雄大な桜島!
昨年1年間の爆発回数は996回。今年は4月末時点ですでに484回を数えています。この調子でいけば記録更新間違いなし!
爆発すれば「灰」が降ってくるので、住民にとっては大変なのですが、旅行や出張などから鹿児島に帰ってきたとき、桜島を見ると「鹿児島に帰ってきたんだ」と実感します。
南日本新聞社のホームページには、桜島の定点カメラがありますので、いつでもその雄大な姿を見ることができます。
いかがでしたか?今回は鹿児島県の観光地について紹介しましたが、九州・沖縄地方には他にも素晴らしい観光地がたくさんあります。
次のお休みを利用して、九州・沖縄地方へぜひおいでください!!
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