【2006年 第4回】 二次会は1ヶ月以上前から準備を。事前の下調べで、満足度の高い内容に。 結婚
榎本 尚子(エノモト ナオコ)⇒ プロフィール
結婚式・披露宴後に開催される「二次会」。
広島・岡山・香川のブライダル情報誌「きゃべつ畑。ウエディング」によると、結婚するカップル全体の約7割が二次会を行っているそうです。
ごく親しい人だけの少人数の会から、披露宴に招待できなかった友人・知人を呼んでの数十人以上の会まで、形式はさまざま。
ただ、披露宴の準備ばかりが先に立って、披露宴当日まで1ヶ月を切ってからあわてて二次会の準備を始める人も少なくありません。
会場確保とメニューの工夫
二次会の準備は新郎新婦の希望(会場・演出等)と予想される参加人数をあらかじめ計算した上で、1ヶ月以上前に幹事を友人数人に任せるのがベターです。
大半が会費制で開催するため、会費を無理のない金額で設定し、早い時期の人数の確定が望まれます。
会費は平均4,120円、参加人数は平均34.1名。
岡山市内で言えば、30名以上収容のスペースは数が限られるため、人数が多くなる場合は早めの会場確保が必要です(地域によって異なります)。
ちなみに「きゃべつ畑。ウエディング」の読者が利用した会場としては、居酒屋が35%、レストランが24%、パーティスペースが17%。
最近は、二次会対応のコース料理を設定していたり、プランにウェディングケーキが入っていたり、音響設備が整っていたりするところが増えてきており、利用しやすくなっています。
ブライダル情報誌やタウン誌、クーポンマガジンなどを有効に使うことで、コストパフォーマンスの高い二次会になります。
飲み物や食べ物については、招待するゲストの内訳に応じて設定しましょう。
披露宴出席者が多い場合、二次会で料理が出ても食べきれないことが多く、ムダにしかねません(出席者が少ない場合は、その逆を考えましょう)。
女性が多い場合は、デザートをメニューに組み込むなど、工夫も必要です。
お酒を飲む人が多そうな場合は、フリードリンクを設定できるお店を選びましょう。
宴会グッズは「100均」も利用
また、演出に必要な宴会グッズなどは、「100均」と呼ばれるショップでも、大規模店舗だと豊富な品揃えになっているところが多いです。
内容に応じて、活用しましょう。
いずれにしても、少しの工夫で、支払う金額が大きく異なったり、ゲストの満足度も違います。
綿密な打ち合わせと下準備を心がけたいものです。
※掲載データは全て「きゃべつ畑。ウエディング」集計です。
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