【2006年 第6回】バタバタしそうなスケジュールでも、新居・家具選びは長期的な視点で丁寧に。 結婚
榎本 尚子(エノモト ナオコ)⇒ プロフィール
新生活の準備は、結婚式・披露宴の準備とあわせて進めなくてはいけないので、何かとバタバタしてしまいがちですが、なるべく時間をとって、新居や家具などは選びましょう。
これからの暮らしを二人で話し合う
とりあえず、住むところと、中にいれる家具や家電を早く決めよう…というのではなく、これからどんな暮らしをしていくのかを二人できちんと話をしていきたいところ。
以下のことはしっかり話し合いをしましょう。
○何年後に子供がほしいのか。
○マイホームを取得する予定があるか。またそれはいつにするのか。
(ただ願望だけでなく、現在の貯蓄の状況もふまえて)
○奥さんは結婚後も今の仕事をいつまで続けるのか。あるいはパートになるか。
これらについて考えていくと、住むエリア、住む部屋の大きさ、買うべき家具・家電が限られてきます。
奥さんが仕事をどのような形で続けるかによって、通勤距離を考慮して物件選びをしたほうがいいし、3年後にマイホームを購入するのであれば、とりあえず今は一人暮らし時代の家具や家電を使って、3年後に備えるなど。
また住む部屋の大きさも、子供が産まれても住み続けるかどうかもポイントになってきます。
新生活に必要な費用は誰が払うのか
ところで、新生活に必要な費用は誰が払うのかも、かなり重要なポイントです。
普段なかなか使わない金額が必要になりますので、こちらも結婚式・披露宴費用と同じく、支払う担当については事前に決めておきたいところです。
広島・岡山・香川のブライダル情報誌「きゃべつ畑。ウエディング」によると、入居に必要なお金は花婿が全体の5割、家具や食器・家電については数字にばらつきはあるものの、花嫁か花嫁の親が支払っているケースが多いようです。
「いれものは花婿、中身は花嫁」と、私も実家の母に教えられましたが、やはりその傾向が強いようです。
ちなみに、雑貨好きな私は、新生活はオシャレなインテリアでと、こだわって家具を揃えたりしましたが、鍋やフライパン・食器などのこわれやすいものや、タオルなどの消耗品は、実家にあったものを使うことで、ムダな支出が抑えられました。
ここだけの話、意外と実家には掘り出し物がありますので、買わなくて済むものはないか、探してみることをお勧めします。
ただでさえ、お金があっという間に出ていきますので、金銭感覚を見失わないようにしたいところです。
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