【2006年 第2回 】 購入価格~北関東エリアの住宅を買うなら広い!大きい!家~ 住宅
大間 武 (オオマ タケシ)⇒ プロフィール
前回お伝えしたコラムでは北関東エリア住宅の特徴として、持ち家比率が高く(70%)1住宅当たりの面積が持ち家、借家とも広く、住宅形態として一戸建てが4分の3という結果から今回は最近販売されている新築一戸建についてお伝えしたいと思います。
建設している不動産業者は大手企業や地元企業など他のエリアと変わりはありません。
住宅設備についても近年出てきているような電気温水器や発電設備、冷暖房設備等を備えた住宅が多く、こちらも他のエリアと大きな違いはありません。
他のエリアと大きく違うところは「1住宅当たり敷地面積」で、前回お伝えした数字はあくまで「平均」ですので、ここでは最近販売されている住宅の大きさ、価格帯を県別に見てみることにしましょう。
茨城県エリア
「最寄り駅徒歩10分圏内」の場合、建物120㎡前後、土地120㎡~200㎡弱で価格は3,000万円後半~5,000万円前半でつくば、守谷エリアは高額になっています。
また、「最寄り駅からバス+徒歩」(郊外)の場合、建物は120㎡前後、土地は250㎡超と土地が広めで価格は3,000万円後半となっています。
栃木県エリア
「最寄り駅徒歩10分圏内」(例:宇都宮)の場合、建物110㎡前後、土地140㎡~170㎡で価格は3,000万円前半となっており、「最寄り駅からバス+徒歩」(郊外)の場合、建物は120㎡前後、土地は200㎡~250㎡とこちらも土地が広めで価格は3,000万円前半から4,000万円前半となっています。
群馬県エリア
「最寄り駅徒歩約10分圏内」の物件で、建物120㎡前後、土地170㎡~260㎡で価格は3,000万円前半から3,000万円半ばとなっています。郊外物件はあまりありません。
まとめ
また、北関東エリアに近い埼玉県のある地域の「最寄り駅徒歩約10分圏内」の物件で建物90㎡後半、土地110㎡前後、価格4,500万円前後となっているところと比較してみても、北関東エリアは2周りほど大きい住宅であることが言えます。
【2006年02月15日00時00分】
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