【2006年 第4回】引越し ~引越し費用…引越しは自分にあったスタイルで~住宅
大石 泉(オオイシ イズミ)⇒ プロフィール
賃貸住まいにも住宅購入にも、引越しは付き物。皆さんは引越しの経験をお持ちだろうか。
住宅購入の場合、購入にかかる莫大な費用の調達に気をとられ、引越しを目前に費用の捻出に頭を抱える。
このようなケースが多いのではなかろうか。
住宅購入時のマネープラン
住宅購入時のマネープランは、契約にかかる諸費用や住宅ローンの頭金だけでなく、引越し時の諸費用までを含めてプランニングしたい。
不動産会社が提供してくれる資金プランには、契約関連諸費用は試算されていても、個人レベルの諸費用である引越し代や家財の購入費などは、対象外。
各人の予算管理が重要なのである。
引越し費用
住宅金融公庫の調査、「公庫融資利用者に係る消費実態調査(平成15年度)」によれば、住宅購入者の一世帯当たり平均引越し費用は、20.6万円。
引越し業者へ依頼する場合は、事前に数社で見積りをとり、納得のいくサービスと価格を比較検討すること。
各社とも、インターネットで見積りサービスをしているので利用したい。
引越し費用は、荷物の量、エリア、時期、方法(手段)等によって異なる。
なかでも、引越しの方法は前提条件なので、自分をとりまく諸条件とあわせて検討する必要がある。
引越しの方法は、以下の4とおり。数字は費用の目安。
[1]引越し業者に依頼する:10,000円~200,000円
[2]レンタカーを借りる:10,000円~30,000円
[3]宅配便を利用する:8,000円~20,000円
[4]家族・友人に依頼する:10,000円~20,000円
いろいろな引越し
上記以外にも、自分の車で自分の力で、誰にも気兼ねなく引越しする、という方法もあろう。
いずれの場合も、荷物量、時間、手間、予算などのバランスを考慮し、自分のスタイルにあった方法を選択する必要がある。
引越し業者への依頼の場合は、平日の方が低料金であろうし、荷物量が多いと、宅配便は不向き。
友人知人に依頼する場合も、互いの関係によって違うだろうが、無償では失礼だし、その後の人間関係への影響もよくよく考えておきたい。
引越し前後に必要な費用には、新居のカーテン、照明器具、冷暖房器具、家具等の消費財購入費や引越し挨拶状、インターネット環境の設置工事費等も必要。
一戸建てへの引越しならば、乗用車の購入費も考えられる。
先の住宅金融公庫の調査によれば、一世帯あたり平均耐久消費財購入額は173.4万円。
引越し費用も含めると、即日に調達できる金額ではないことがわかる。
住宅購入のマネープランニングは、契約時だけではなく、生活を安定スタートさせるところまでは、最低限考えておきたい。
引越し後も、さらに生活は続くのである。
引越し前後に必要な費用
引越し前後に必要な費用には、新居のカーテン、照明器具、冷暖房器具、家具等の消費財購入費や引越し挨拶状、インターネット環境の設置工事費等も必要。
一戸建てへの引越しならば、乗用車の購入費も考えられる。
先の住宅金融公庫の調査によれば、一世帯あたり平均耐久消費財購入額は173.4万円。
引越し費用も含めると、即日に調達できる金額ではないことがわかる。
住宅購入のマネープランニングは、契約時だけではなく、生活を安定スタートさせるところまでは、最低限考えておきたい。
引越し後も、さらに生活は続くのである。
【2006年03月01日00時00分】
この記事へのコメントはありません。