何がおこるか分からない楽しさ【2006年 第5回】

【2006年  第5回】何がおこるか分からない楽しさ  結婚

山中 伸枝 (ヤマナカ ノブエ)⇒ プロフィール

JTBの調査によれば、新婚旅行に人気の場所は、
1位 ハワイ
2位 イタリア
3位 南太平洋・モルディブ
4位 オーストラリア
5位 アジアビーチ だとか。

 

新婚旅行

普通の旅行と新婚旅行の一番の違いは、そのタイムスケジュールでしょう。
何しろ新婚旅行というからには、挙式後あまり時間をおかずに出かけるのが王道。
そうすると結婚式の緻密な準備をし、当日は式を滞りなく行い、二次会で盛り上がりその翌日には機上の人、となるとかなりタイトなスケジュールです。

万が一のことも考えて

何がおこるか分からないのも旅の楽しさですが、万が一の保障はきちんとしておきましょう。
式の疲れが旅先で一気に出てしまい、海外で病気にということもありえます。
海外でお医者さんにかかるとなると、想像以上のお金がかかります。医療環境が整備された国ばかりとも限りません。
保険の設計は専門家の意見を聞きながら余裕のあるときに準備しておきましょう。

それと考えたくないことですが、新婚旅行中に死亡ということもありえます。
この時パスポートの名前がどうなっているのか、というのが運命の分かれ道となることもあります。
例えば、結婚式が終って落ち着いてから籍を入れようとなると、新婚旅行中はお互いシングル同士の旅行となります。万が一どちらかが旅行中に亡くなったりすると、戸籍上他人同士なのでは遺産でトラブルになる可能性もあります。

希望通りのイベントのために知恵を絞るのも大切ですが、万が一のことも頭において今出来る最善の策をとっておきましょう。

新婚旅行にカジノは・・・

そういえば、アメリカ留学中にラスベガスに遊びに行ったことがあります。
ラスベガスはご存知の通りカジノの町です。豪華なショーとルーレットやカードゲームのギャンブルで有名です。
カジノで莫大なお金が落ちるのでしょう、食事は通常食べ放題のビュッフェ、宿泊料も安いのです。

カジノ初日、ビギナーズラックで大当たりした夫は気が大きくなってワンランク上のお部屋へグレードアップ。
通された部屋は「ハネムーンナーズルーム」。新婚さん用の特別仕様のお部屋です。
どこが特別仕様かといえば・・・ベッドの横にドーンとハート型のジャグジーがあること。思わず「オー!」とのけぞってしまうほどびっくりしました。

もちろんビギナーズラックがそうそう続くわけがありません。翌日はまたワンランクダウンのお部屋にお引越ししました。
今度はジャグジーどころか、シャワーのお湯もショボショボのところでした。
結局夫はカジノに入り浸りでジャグジーに入ることもなかったので、関係はありませんでしたけど。

まあ、これは単なるお調子者の事例ですが、新婚旅行にカジノはあまり向かないかも知れませんね。

【2006年06月13日00時00分】

  • コメント: 0

関連記事

  1. 後悔しない住宅ローンの選び方⑩―住宅ローン債務者とローンに向き合う心構え【2010年 第 10 回】

  2. 平野厚雄 の 実務家FPとして知っておきたい 中小企業の経営者を悩ませるよくある人事労務問題 第11回 社長必見!就業規則がないと起こりえるリスク4選

  3. ボーナスで「ご当地ファンド」でも?【2006年 第2回】

  4. 静岡県の人口動態【2012年 第3回】

  5. 住宅ローンの借り換え、いまが最後のチャンスかも?【2014年 第1回】

  6. 魅惑のパリ【2009年 第8回】

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。