【2006年 第1回 夏休み】キャンプに行こう
橋本 勝美 (ハシモト カツミ)
私は年に20泊ぐらいキャンプに行っています。特に夏シーズンは、土日、祝日などで連休となれば車にキャンプ道具を積み、行き先だけを決め出掛けます。
私の住んでいる仙台市は東側を海、西側を山に囲まれた自然豊かな都市です。
都心より30~40分車を走らせれば海や山へ行くことが出来ます。温泉地の秋保温泉、作並温泉もすぐ郊外にあります。
特に近年はアウトドアブームとのことで、オートキャンプ場や設備の充実した施設が増えキャンプが一般的になりました。
しかし、実際外で遊ぶためには、多少の知識と工夫が必要となります。
そこで、今年こそキャンプに行こうと思っている方にアドバイスとしてポイントをまとめてみます。
時間に余裕を持つ
まず、外で遊ぶためには、時間に余裕を持つ事が大切です。
キャンプの場合、現地に着いてから、テントの設営や食事の用意をします。不慣れですと設営に時間がかかります。
事前に設営にどのくらい時間がかかるのか自宅等で実際にテントを組み立て練習をしましょう。
設営する場所の周囲をよく観察し、地面の傾斜や、地形による風向きなどにも注意しましょう。
テントの出入口は風下に向け、頭の向きは傾斜の上方向に向く様に設営します。
夕方、周囲が暗くなる前には準備完了となる様スケジュールを立てるとよいと思います。
キャンプ道具
もう一つのポイントとして、キャンプ道具です。
まず、必要なものとしてテントとブランケットがあります。
テントは家族の場合表示されている定員より大きめの物を購入します。ブランケットについては、家で使用している物で構いません。
車での持ち運びには、筒状に丸めてゴムバンドなどで止めておくのがポイントです。
テントの床の敷物、テントと地面の間に敷くシート。
特にテントと地面の間に敷くシートは地面から伝わる寒さや湿気を防いでくれ快適に過ごせます。
食事の用意
キャンプをする上で一番の楽しみである食事の用意ですが、普段自宅のキッチンで使用している物をそのまま利用します。
ホームセンターなどで売っているプラスチックの収納箱に全部一まとめにするのがポイントです。
コンロはホームセンターで売ってるカセット式のコンロで十分です。
夜間の照明
夜間の照明ですが、高価なランタンを購入する必要はありません。これも自宅にある懐中電灯で十分です。
ポイントは、よくスーパーなどで使われる白い買い物袋を電球部分にかぶせ輪ゴムで止めます。
れにより周囲に光を分散させ、明るくすることが出来ます。併せて予備の乾電池を必要数用意しておきます。
初めからアウトドア用品を全部揃える必要はありません。
普段使用している物を外で工夫して使ってみて下さい。いざという時のためにも役立ちます。
まずは、車にキャンプ道具を積んで自然へ出掛けませんか。
【2006年6月27日00時00分】
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