【2006年 第3回】岡山の夏はあちィでー! 夏休み
奥田 知典(オクダ トモノリ)⇒ プロフィール
いよいよ夏本番。
すでに各地で夏のイベントが開催されていますね。
わが岡山でも、夏はいろんなイベントが開催されます。
岡山の夏のイベントといえば、まず思い出されるのが「岡山桃太郎まつり」。
最大5000発の打ち上げ花火やパレード、総踊りなどが8月4日~6日に行われます。
うらじゃ踊り
その中でも盛り上がるのがうらじゃ踊りです。
「うらじゃ」とは、おとぎ話桃太郎の原典となった「温羅(うら)伝説」に登場する鬼(うら)と、岡山弁独特の語尾である「じゃ」を組み合わせた造語のこと。
直訳すれば「おにじゃー!」ということですね。
地域コミュニティなどでチームを組んで、それぞれ思い思いの鬼メイクと踊りをくりひろげます。
まだご覧になったことがない方は、一見の価値ありですよ。
成羽愛宕(あたご)大花火
一方、岡山の片田舎でありながら、全国的にその名がとどろく花火大会もあります。
それは、岡山県高梁市成羽町において開催される「成羽愛宕(あたご)大花火」です。
何が有名なのか。
それはまず「江戸両国大花火よりも歴史が古く、宝永年間(1704~1710)から約300年続く伝統行事であること」そして「地元商工会による手造り花火であること」加えて「大規模な仕掛け花火があること」等です。
そして行けばわかる特徴として、打ち上げ場所から観覧席までの距離が極端に短い。
街中を流れる川幅の狭い成羽川の向こう岸、どうみても山の斜面から花火を打ち上げるので、観ているほうは花火の火の粉が木に燃え移らないか、気になって(笑)仕方がありません。
でも、そんな至近距離で花火を見るわけですから、その迫力と壮大さは言葉では言い表せません。
なにより、町のみなさんのボランティア精神が伝わってきて、そこだけでも感動してしまいます。
こちらも一見の価値ありです。
観るより参加
そう、祭りやイベントは単に観るだけじゃなく、何らかの形で参加することがいちばん。
参加すれば、えもいわれぬ一体感を味わうことができます。
もちろん観るだけでもいいのですが、きっと当事者でしか味わえない感動がそこにはあるはず。
だから、今年はぜひ参加して、一緒にイベントをもりあげようじゃありませんか。
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