【2006年 第4回】引越し 「トラック連ねてお嫁入り」と引っ越し費用 住宅
大沼 恵美子 (オオヌマ エミコ)⇒ プロフィール
新年度がスタートする4月を控え、日本中で大移動が繰り広げられる3月。
引っ越し業者は引っ張りだこです。
「ゼクシィ新生活準備調査2005」(リクルート)によると、新婚カップルの引っ越し費用は、首都圏7.4万円、東海地方7万円、関西地方5.4万円、と東海地方が高額なのに驚きます。
その理由は、結婚支度の中で家具や家電等の購入費がトップ、なんと首都圏の1.4倍強、にあるのかも知れません。
名古屋のお嫁入り「トラックを連ねて・・・」のイメージに重なります。
新婚カップルの引っ越し費用 東海地方は高額
「ゼクシィ新生活準備調査2005」(リクルート)によると、新婚カップルの引っ越し費用は、首都圏7.4万円、東海地方7万円、関西地方5.4万円、と東海地方が高額なのに驚きます。
その理由は、結婚支度の中で家具や家電等の購入費がトップ、なんと首都圏の1.4倍強、にあるのかも知れません。
名古屋のお嫁入り「トラックを連ねて・・・」のイメージに重なります。
引越し費用の主なポイントは5つ
引越し費用の主なポイントは5つ、家財道具の量や荷造りの方法、運送距離、引越しの曜日、引越し当日の作業員数です。
不動産総合情報サイトat home webによると、家財道具の目安は、単身者は2tトラック以上、2DKに住む新婚カップルは4tトラック以上、3DK(2~3人)は4tトラックロング以上、3DK(3~4人)は10tトラック以上となっていますが、東海地方の新婚カップルは4tトラックでは足りないかも知れません。
荷造りは自分ですれば費用はかからないが時間がかかる、業者に任せると費用はかかるがラクチン、休日に引っ越せば割高、作業員が多いと人件費がかさむなど、条件次第で引越し費用は変わります。
安く上げる方法は、「不要な家財道具は前もって人にあげたりリサイクル業者や地方自治体の回収等を利用して処分し、自分で荷造りし、平日に引越し、当日は家族総出で協力し作業員数を最小限にする」でしょうか。
転居先の状況にも注意
見落としがちなのが転居先の状況――例えば前面道路の幅、マンションやアパートの場合入居階数やエレベーターの有無など――による割増料金の可能性です。
これらを含めて費用対効果を見極めながら条件を絞り込み、早めに引越業者数社から見積りをとり比較検討すると後悔しない引越しができるでしょう。
長い人生、一度は経験する引越しを楽に安価に行うには「シンプルライフ」が一番のようです。
【2006年3月1日00時00分】
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