【2006年 第2回】〔新社会人〕スーツにまつわる思い出話 仕事 ~
大山 潤 (オオヤマ ジュン)
『きかせて.net「新社会人」に関するアンケート2003.3』によると、社会人になるにあたって新しく買い揃えたものは、全体(男女併せて)の1.スーツ(67.4%)、 2.靴(63.5%)、3.バッグ(59.6%)の順になっています。
スーツや化粧品の購入先は?
男女にこだわらず、新社会人にとってスーツはやはり重要なアイテムのようです。
スーツ着用でない職場の方も、新社会人になるにあたりスーツを購入される方が多いのではないでしょうか。
『Macromill新社会人のライフスタイルに関するアンケート2003.1』によれば、
○入社までの間にスーツを何着購入するか
11着(31.8%)22着(33.3%)33着か購入予定無(12.1%)
○男性スーツの購入先
1紳士服専門店(51.9%)2デパート(19.2%)3ツープライスショップ(11.5%)
○女性化粧品の購入先
1ドラッグストア・薬局(34.6%)2デパート(30.8%)3化粧品専門店(15.4%)
少し以外だったのは男性スーツの購入先。半数以上の方が紳士服専門店(青山・コナカなど)で、また11.5%の方がツープライスショップで購入されています。
ヤング(死語ですね)の方々は、ファッションに対する興味が旺盛で、デパートやブランドショップなどでの購入割合がもう少し多いのでは?と勝手に想像していました。
女性の化粧品の購入先に関しても、同様の感想を抱きました。
スーツに「払った価格」と「手に入れた価値」
以下、個人的なスーツの思い出話になります。
入社時もその後も一貫して郊外の量販店で購入していました。
当時、いつも高そうなスーツを着用していた同期に、「いいスーツは、それなりに着心地や持ちが違うよ」と言われた事
がありました。
ファッションにも疎く、そもそも消耗品のスーツに収入を割く気のない私には理解できない言葉でした。
その後一度だけですが、気まぐれでセミオーダーのスーツを購入した事があります。
退社して数年経ちましたが、今でも着用しているのはその時の1着だけ。
当時の同期の言葉を思い出し、妙に納得しています。
数年掛かりましたが、改めて「払った価格」と「手に入れた価値」について実感できた出来事でした。
一応、「どちらが良い・悪いの話ではない」ということはお断りしておきます。
【2006年03月15日00時00分】
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