【2015年 第4回】 大学教員が語る!就職活動で身につけておきたいことはズバリこれ ④~10年後の自分について今こそ考えよう~キャリアデザインまとめ~
キャリアデザイン誌上講座
竹原 庸起子 ⇒ プロフィール
大学非常勤講師・社会人研修専門講師 の竹原庸起子です。 大学や短大で「社会人基礎力」を養成する必修授業を受け持ってはや8年目。短大や大学ではできるだけ学生たちが「楽しく物事を発見し、厳しく叱られ、そして成長」をテーマに、「受け身ではなく自ら進んで考える授業」を実施しています。その授業で指導している、近未来の日本を担う若者が社会人になるまでに準備しておいたほうがいいコト(社会人への扉を開ける10か条)を、4回にわけて連載でお伝えしています。
今回はその最終回。キャリアデザインのまとめです。教科書やテキストに沿わず実社会の経験に沿って、大学生・新社会人・若手社会人へエールを送る連載です。そして若手ではないみなさまがもし今、仕事や生活、対人関係で行き詰まっているのでしたら、社会人になる前の自分に戻ってみませんか。本当に自分の望む姿に気づけるかもしれません。ぜひとも気楽にお読みください。筆者の完全オリジナルですのでご了承くださいませ。
8か条 あなたが人生において重視するものは何か、職業観を見つめ、お金と家計について考えてみよう
なぜ働くのかを、学生の今こそ考えましょう。
下記の表①に書き込んでみてください。
おそらくこの内容は就職活動での面接で聞かれる質問に近いはずです。
さらに表②の家計の内訳表に、あなたの家族の収支を両親などに聞いて、とあるひと月分、書き込んでみてください。社会人になったとき、家族をもったときに生活するにはいくらかかるのかを知るきっかけになります。
表①
表②
9か条 あなたが大事にしたいものを考え、価値観を見つめよう
下記の項目のうち、これからも大事にしたいものベスト3を決めてください。
<大事にしたいものの項目>
健康 家族 恋人 友人 地位 名誉 権力
人助け 安定性 自分らしさ お金 冒険
出会い 専門の知識 夢 趣味
10か条 キャリアデザインのまとめとして、10年後の自分を見据えたキャリアプランをまとめよう
表③に書き込んで、キャリアデザイン誌上講座コラムのまとめとして、これからの自分のワークキャリア(仕事)とライフキャリア(生活)とを学校卒業後10年程度までの期間分を考えてみてください。
表③
この表があなたのキャリアデザインのまとめです。
これからの就職活動での書類審査や面接審査では、この表をもとにより具体的に答えられるようこれから準備をしてくださいね。
今回でキャリアデザイン誌上講座は終わりです。
就職活動のために今しておきたいコト10か条、お役に立ちますように。
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