勝手ランキング 私が食べた駅弁ベスト3【2006年 第4回】

【2006年 第4回】勝手ランキング 私が食べた駅弁ベスト3  GW

上津原 章(ウエツハラ アキラ)⇒ プロフィール

ゴールデンウィークは、食べる場所も混雑します。
家族連れで、おなかを空かせながら待つのはつらいものです。
それならば、ちょっと機転を利かせて駅弁を食べてみるのはいかがでしょうか。
中国・四国地方は魚介類の宝庫です。
活きのいい魚や貝は、各地の弁当でも味わうことができます。

それでは、私の好きな駅弁に勝手にランキングをつけてみます。

第3位 松江駅の「大和しじみのもぐり寿司」

第3位は、松江駅の「大和しじみのもぐり寿司」です。
山陰にはいろんなおいしいものがありますが、宍道湖のしじみはぜひ食べてほしいのです。
それをふんだんに使ったのが「大和しじみのもぐり寿司」です。
かわいい形をしたしじみがご飯を食べるとどんどん出てきます。
ちょっと小ぶりの駅弁ですが、食べると楽しくなりますよ。おかずにもしらうおなどの宍道湖の珍味が使われています。

第2位 宮島口駅の「あなごめし」

第2位は、宮島口駅の「あなごめし」です。
宮島といえば、世界遺産となった厳島神社ともみじまんじゅうが思い浮かびますが、100年余りの歴史を持つあなごめしを忘れてはいけません。
木の弁当箱にあなごがぎっしりと敷き詰められ、しかもご飯にはあなごとたれの味が染み付いています。
値段はちょっと高いですが、一度食べたらまた食べたくなります。100年の歴史をご賞味あれ。

第1位 岡山駅の「まんま借り借りままかり鮨」

第一位は、岡山駅の「まんま借り借りままかり鮨」です。
岡山駅の駅弁といえば、瀬戸内海の魚介類をぎっしり詰めた「祭りずし」があまりにも有名ですが、個人的にはこちらのほうが好きです。
新鮮なままかりを酢でしめたものを寿しにしています。
ままかりとは、「ご飯をよそから借りて食べたいぐらいおいしい」という意味だそうです。
700円と値段が安いのもまた魅力です。おいしいのであっという間に食べ終わってしまいます。岡山の地酒と一緒に楽しんでもいいでしょう。

駅弁は冷めてもおいしいところが魅力です。しかも、どこでも自分の好きな場所で食べることができます。
但し、今回取り上げた駅弁はどれも非常に人気がありますので、売り切れだったらご容赦くださいね。

【06年4月25日】

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